福井仁愛学園は、1898(明治31)年に、「婦人仁愛会教園」として創立され、2008年(平成20)に110周年を迎えることができました。
学園名の「仁愛」は、広く支えあって生きる人間の在り方を意味する「仁」と人間のみでなくすべてのいのちの共生と敬愛の思いを意味する「愛」です。学園創立の理念である「仁愛兼済」とは、この仁と愛の心を自分の生き方の基盤とし、世のため人のために役立つことを悦びとする聖徳太子の精神です。
福井仁愛学園では、この建学の精神に基づき、大学院、大学、女子短期大学、女子高等学校、幼稚園を設置して、時代の要請に応えつつ、地域の発展を支える多くの人材を輩出してきました。
今後とも、建学の精神を継承して、社会のために役立つことに悦びを見出す人間の育成を目指し、更なる努力を続けてまいります。